80代おばあちゃんの愛犬・マリーカのお部屋💕

80代おばあちゃんの愛娘との奮闘記💕

二重犬格?いいえ、分離不安症なの。

我が家の子になって、1年4か月経った今、

この半年で毛量と言い、長さと言い、ゴージャスそのものに変身。

「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」・・・これって、マリ姫のマリ姫による、マリ姫のための故事のような(どこまで親バカなのよ!)


「優雅に歩く宮廷の貴婦人」の名を欲しいままに、蝶よ花よと、この世に生を受け・・・

フフフ・・・夢物語はここまでにしてと。

そうそう!元々ペキニーズは中国の宮廷で飼われていたワンちゃんだけあって、プライドだけはお高いですわよ。



最初の3行までは事実なんだけど、それに伴う毛玉に悩まされていた時期。

ウチ以外の場所を極端に嫌うと言うか、怖くて出られないマリ姫なので、トリミングサロンなどもっての外。

今まで、私がシャンプーしていたが、当然のことながら嫌がることハンパないのよね。

でも、ウチ以外なら大きな猫を被ることは先刻承知済みなので、思い切ってカットに出してみたの。

       ビフォー
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     アフター
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     バックシャン! 
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美容院のお姉さん曰く「と~ってもおとなしくお利口さんでしたよ♪」とのこと、これって
お世辞ではないことは、よ~くわかっているぞよ。


ウチ以外でどんな人格?に豹変したことを聞いても驚かないし想定内のことばかり。

まるで、ジキル&ハイド、ちょっと~!いくら何でも言い過ぎじゃあございませんこと!?

マリちゃんの逆鱗に触れたら、わたくし姫にお仕置きされちゃうからヒミツにしてね。

ところで、どんなお仕置きされるの?はい、顔中ベロンペロンの刑にされちゃいますの。

その刑って、3文字で表すと?

「ま・ず・い」いや!「や・ば・い」だ。

単に「分離不安症」だけなんだから、大目に見てって。

  
先日、遠慮なく照り付ける太陽から一変。
 
入道雲が空を侵食するように埋め尽くしていた。

  おやつ時の3時頃、雷と共にザーザーと雨。
   
落雷音にマリ姫、フリーズ状態。

先代のパトはゴロゴロ音に「怖~い!と言って飛びついてきたっけ。

その前にいた子達は、平然としていて、ともすると、

「ゴロゴロゴロゴロ!うるせえんだよ!」とお怒りの声が、飛んできそうな表情が懐かしい・・・笑

同じペキニーズでも性格と言い、コトのリアクションは真逆。

よく、この犬種は、〇〇〇の性格の傾向があると言われているけど、これはざっくりと言うか、ひとくくりなんでしょうね。

マリちゃんを含めると今まで8ペキ我が子として同居していたけど、全員すべてが見事に異なり、本当に皆ペキニーズなの?って位。

ただ、「ラブラドールレトリバー」とか「ゴールデンレトリバー」は温厚の傾向が高いと言うことは経験上言えるわ。

10年位前の若かりし頃・・・若いって、ん?お散歩コースにゴールデンのA君がいたが、飼い主は、3日に1度しか訪れないのでご飯も3日に1度しかあげないと言う家があったのね。

この家は別宅で(誰も住んでいない)本宅は別の区に住まいを構えていたので、A君の悲惨な現状を知り毎日ご飯をあげに通っていたの。

唯一救いなのは、リードなしで広い敷地に自由に動けること。

最初の出会いなのに、手をペロペロ舐めてくれたりしてすぐに懐いてくれたので、毎日のブラッシングと、ボール投げなどして遊んであげたりしていた。

ある日、私がブラッシングしているとご夫婦が偶然来て、奥さんが私に言った一言「この子欲しければあげますよ」と、いとも簡単に言われた時は驚きで
いっぱいだったわ。

この夫婦はA君に愛情の欠片もないんだと確信したときは、A君が可哀想で可哀想で、涙が出ました。

できるものならA君を我が家の子として幸せにしたい気持ちが大きかったが、なにせ、ゴールデンと言う大型犬を飼うには、それなりの覚悟が必要だ。

その時期、我が家には2ぺきいたと言うことと、家族は、このA君には好意的だったとは言え、大型犬を飼うには責任は当然のこと、環境を整える必要がある。

それに大型犬を飼った経験がないし、その子が老いた時の介護のお世話は、私1人では無理だと言う結論に至ったの。



ある日、敷地は入ると、お水の容器には、緑の苔がビッシリ付着したり、とっても汚れていたので、家に持ち帰りキレイに洗って水を入れて元の場所に戻したの。

容器に苔が付着しているだけでなく、カリカリの中と周辺には鳥の糞らしい白い物がいっぱい散らばっていて、何とネズミまでチョロチョロしているのを見た時は、その不衛生極まりない環境に置かれているA君が哀れで・・・と同時に飼い主に対して怒りがメラメラと湧いてきたものだった。


容器を洗ったことに気が付いた飼い主に、すごい剣幕で罵りられたわ。

私は、飼い主としての責任感のない行動と飼う資格がないことがらを、懇々と連ねてやったものだった。

何年もシャンプーもしてもらってないので、犬独特の匂いが酷かったので、シャンプーに連れてってもいいか問いたら、断られたしまった。

でも、言いたいことを全部ぶちまけたのですっきりしたものの、飼い主にとっては「大きなお世話だ」と逆キレ。

その後、A君の頭に青いリボンが付けてあったり、シャンプーした良い匂いがプ~ンとしたので、飼い主さんは美容院へ出してくれたんだとホッとした。

私は、この年になるまで、犬の飼い方の問題がある家に訪れては対策をお願いしたり、寒空に毛布も敷いてなかったり、ハウスさえもない家には、発泡スチロール

で家を作って持って行ったりした件数20件以上、その中で1軒のみ受け入れてくださった家がありました。

ほとんどの家は「大きなお世話」が常套句。

断られても断られたも同じことをしてしまうって、飼い犬の身になったらやめることなんかできない性分。

A君以外にも2匹ラブがいたけど皆とってもフレンドリーで温厚で可愛い子ばかりだった。

それからと言うものは、ラブとかゴルの代ファンになってしまったので、今でもラブとゴルの犬種に出会うと、ハグさせてもらっている。

飼い主さんは、多分びっくりしていると思うけど、人間より動物の方が関心がある私は、何と思われようと飼い主さんを無視してワンちゃんに即刻アプローチ。

だから、ワン友が多い・・・友ではなく犬だけに興味があるのよね。

大昔から名前を覚えるのが超苦手なので、名前は聞かないことにしている。

でも、相手の人は、ウチのワンちゃんの名前をしっかり憶えていることって記憶力が良いのか、それとも普通のことなのか?

2年も会わなかった女性が、先代のパトを連れてお散歩していたら何やら遠くで「パト君ですよね~!!」と麗しき女性の声が。

2年も前に、2~3回あっただけなのに、何故覚えていてくれるのかと言うことの方が不思議だった。

脱線してしまったけど、犬種によって性格が異なるってことは、結論から言わせてもらうと、ざっくりならあるけど顔が違うように皆性格も違うと言うことね。

日本人は、世界の人から見ると、温厚で親切で真面目として定評があるが、アメリカ人は陽気と言うイメージがある・・・が、隣に住んでいるアメリカ人は、
滅多に笑わないし、決して陽気とは言えない感じよ。