ストレスを与えず躾するって難しい。
先日、いよいよすごい毛量の毛と毛玉に悩まされていたので、止むを得ずトリミングサロンに出す事にしたのね。
ウチでは大暴れするマリだけど、内弁慶を代名詞にしたようなマリ姫のこと、大きな猫を被って施術させるだろうと踏んでいた。
帰宅したマリ姫は、ご機嫌斜めどころか、ご飯も食べてくれないありさま。
サロンのお姉さん曰く「とっても大人しくお利口さんでしたよ」と。
これは決してセールストークでもなければ社交辞令でもないことは、マリ姫の性格を熟知している私からしたら「正直な言葉」なのだ。
今までいた子達は「ただいま~!」と言って大喜びして帰宅したものだったのに・・・
恐らく、マリ姫の心境は最悪で「よくもまぁ、一人ぼっちであんな所出したわね」と言ったところでしょう。
私が5時間家を空けた時など、やはりご飯は食べないは、帰宅しても知らん顔したり、いくらご機嫌取りして遊んであげても、乗ってこないし・・・
要するにストレスで食欲はなかったり、私に対しての恨みツラミが極限状態まで達した結果の表れだと思うのよね。
ウチの中では自由奔放に振る舞っている反面、お世話されるのが大嫌いで、肉球の間の伸び毛、爪切り、シャンプーなど、これ以上抵抗できないと言うほどの
反撃振りをみせる。
我が家に来たばかりの時は、大人しい子だと思っていたのもつかの間、日増しに本性?を出してきたのだ。
良く言えば嫌なことはNO!と言える、正に自己主張がはっきりしている子(良し悪しは別にして)悪く言えば我慢強くない子。
嫌なことは嫌!と明確に態度に表わす子なので、やり難いことが多々あるのだ。
こんなに、ストレスが溜まるのなら今後トリミングには出せないなぁとしみじみ思った。
人間も同じでストレスが病気の誘引や発病にもつながると言われているので、嫌がることは極力避けてあげなければいけません。
今後は、家でバリカンしたり、爪切りしたり・・・これもストレス溜まるだろうなぁ・・・何もできないと言うことか。
振り返ってみれば、最初の頃爪切りとか肉球の間の毛は大人しくさせてくれたものだったことを思い出した。
我々が、マリ姫に甘く溺愛してしまったことが、本人をわがままな性格にしてしまった要因の結果がこれだと思う。
躾けには、アメとムチとか、心を鬼にしないといけないとかは百も承知してはいるものの、頭ではわかっていても心が追い付いていけないのだ。
何してもアメだけでムチがないから本人を増長させてしまう理由だ。
こんな無邪気な姿、見せられたらムチ打てる?ムリムリ!